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介護業界はビジネスとしてダメなのでわ?【未経験がほざく】

介護職
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今回は技術、人材、精神とかそういったよく言われる愚痴ではなく、

Fラン私文にありがちな”経済・経営”の分野で培った考えからビジネスとしてばっさり行かせてもらいやす…。

ビジネスとしてダメなのでわ?

資本主義において完成されたビジネスとは

この資本主義社会において1番理想とされるビジネスの形態とは何でしょうか。

それは消費者にガンガン買ってもらい、その売り上げでガンガン技術や人材に投資し、それらにガンガン商品を作ってもらい、またガンガン買ってもらう。

これです。

生産設備の摩耗を少なく”大量消費・大量製造・大量投資”、経済の高速大量循環。生産設備の摩耗を少なく高速ってのが味噌です。


みなさんが使っているiPhoneはまさにそうです。アップルの売り上げのほとんどはハードウェア(機器)販売にあります。

それはみなさんが新作を買ってくれて、それで得た売上や、業績を見た投資家や銀行が投資をして得たお金から、翌年にナンバリングの新作を販売するための技術・人材に投資をし、またみなさんに提供する。

上記の循環が出来上がっています。しかもiPhoneの技術を基礎に機械が作っているので摩耗が少なく、1年毎と高速なのがさらに完璧ポイント高いです。

また、これらを実現させるうえで避けては通れない課題があります。

これまでの1製造コストあたりの生産量<これからの実現生産量

少しわかりにくくてすみません。

要は1つの製品作るのに1人の力が必要だとしたら、ビジネスとして成長するためには1人の力で2つ以上の製品を作れる環境が必要なのです。しかも継続的に成長する必要があります。



アップルだとわかりにくいので同じ医療従事者である調剤薬局で例えると、実際に体験したのは薬の配達・待ち時間短縮のためのアプリ開発でしょうか。設備投資を行い、顧客の流動性をあげることで職員を摩耗せず高速化を実現しています。どうしても製品は製薬企業に左右されてしまうので大量製造以外の部分にメスを入れる必要がありました。

また、古典的なサービス業であったら芸人(落語家や漫才師)はテレビやインターネットの普及で目覚ましい経済効果を発揮してますね。これは単に満足させて儲けるというサーカス旅団的スタイルから、自分が広告看板となり広告主との仲介として機能することや場所を問わないターゲットの増加により、大量消費を実現しています。こちらも、エンターテイナーの商品は自分自身で、それを届けるのも自分という提供できる消費者の少なさを、大量投資によって(インターネットの繁栄は外的要因ですが)実現されました。

私が家から一歩も出ずに声も発さないでも誰かがブログを見てくれるのも、摩耗せず大量消費が実現されていると言えます。まあ商品の質は保証し兼ねますが。

では介護業界でこれができているでしょうか?



介護業界は消費に対して製造が追いつかず摩耗し、投資するための余力も少ない。

すごく個人的な考えを言わせてもらうとNPO法人とか一番顕著です。根本的解決ではなくその場しのぎでしかないと考えます。少ない予算で職員と利用者を満足させる事はできないでしょう。



まだ未経験なので感覚はわかりませんが、職員1人(製造)につき利用者1、2人(消費)が職員的には摩耗がなく理想だと予想します。しかし1人の職員で数人が実態だと思われます。つまり既に製造が滞っています。

これ以上利用者(消費)が増えて職員(製造)の負担を増やすことができるでしょうか。

答えは”むりむりかたつむり疲れちゃうよーん”です。

今でさえ離職率が高いのに余計離れていきます。だからどの企業も人材確保に躍起になっています。その年の目標採用人数なんて参考にならないほどオーバーに採用します。

人材獲得・成長だけでは、一人の業務遂行能力には成長余力が少なく需要に押しつぶされ人材が離れてしまう。また、人材雇用はとても費用が掛かる。

さらにサービス産業の定めとして需要である人間が有限であり、売上がIT企業のように限界突破することはなく費用と収入のバランスが良い方にバグることはありません。大量投資が不可能になります。

社会保障で人材を確保してやりくりするだけ、これでは介護人材の摩耗は避けられず、職員一人当たりの利益を伸ばすこともできないでしょう。

つまり、

上記した大量高速循環のうち、大量製造である職員一人当たりの業務遂行量が足りていません。それに伴い利益が上がらず大量投資ができません。なのに大量消費は上がり続けます。

ビジネス的に終わってます。

長期的にも短期的にも終わってます。

言いたいこと言ったので、では。




とは言わない。

これはあくまで人材に頼り切った企業の場合です。

営利企業ならばより早く改善が可能である。

「人の命を預かってるのに儲けるなんて!この銭ゲバ!」

少し勘違いをしていらっしゃる。

中途半端に税金の一部をもらい、「ボランティアですからニッコリ」つって給料とか設備費用安くして法人責任者だけウハウハなんていうところもあるらしいですよ。怖いね。

こいつらは銭ゲバですが、

”企業を大きくする”

この一点に注力している企業は商人の三方よしを実現することができます。利用者よし・従業員よし・経営者よし・株主よし。あれ?四方だわ。

このような企業が介護業界を破滅から救う一手を実現させやすいです。

その一手とは

作業の代替化・自動化(投資を行い大量製造を実現すること)だと考えます。

ここです。営利法人の一番の強み”潤沢な資産信用力”、つまり投資家や銀行からお金を借りつつ、かつ社会保険から援助をもらい、一時的に人材ではない機械に投資する。

職員は今までより簡単に、早く、たくさん業務を遂行できるようになります。

機械が補助するので摩耗が少なく、大量消費(利用者の増加)・大量製造(職員一人当たりの利用者介護数の増加)・大量投資(増えた売上で機械設備投資)が実現されます。高速化は人口が増え続ければ勝手になります。

ここが日本という点を除けば完璧です。

これを実行している施設・訪問介護企業はあります。しかし大量消費に未だ追いついていないことも事実だと思います。

まずは人材を減らしたくないのかそちらを優先している企業が目立ちますね。連絡の取りあいを紙や電話からメールや業務専用チャットツールに移行したり、利用者情報をタブレットですぐに確認できるようにしたり。

利用者目線でいうと熱源感知して体調管理を行う企業もあります。また入浴介助を助ける設備は介護職で現在働いてるみなさんも見たことがあるのではないでしょうか。

利用者が「いやじゃいやじゃ人間にうんこの世話させたいんじゃ!」とわがまま言わない限りWIN-WINの環境にいつか成長すると考えています。特に上場企業なんかはこの下地を整えやすいです。日本で証券口座の開設数が上昇していますし、これが世界レベルで増えてより使える資金が増え、いつかは1人の職員で数百人を管理できるなんていう夢物語が現れるかもしれません。

まぁ僕が死ぬときには達成出来てるといいですね。ちなみに僕は機械に介護されたいです。それなら認知症になろうが何だろうが別に構いません。人に迷惑かけたくないからそれまでに死にたいだけなんでね。

お時間いただきありがとうございました。

Fラン私文ゆえ文章力のなさが目立ちますが

許してね!

では、さようなら。

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